Archive for 6月, 2010
記念日のおすすめ
皆様こんばんは、國井です。
連日盛り上がっています「ワールドカップ」で寝不足の方も多いのではありませんか?
さて、我がメラマウリゾートのビーチツアーは「記念日」等でご利用になられますお客様も多くいらっしゃいます。 大切な記念のご旅行に、うちをご利用いただきますことは私にとりましても本当に嬉しいことです。
そんなお祝いの際のランチに、スパークリングワインや白・赤ワイン等はいかがでしょうか?
場所はビーチですが、スパークリングワインはもちろん、シャンパングラスも冷やしてご用意しております。
また、スパークリングワインや白・赤ワインには、通常ランチメニュー以外にそれぞれのワインに合うようなお品を一品ご用意いたします。
ちょうど先日も、とっても爽やかで素敵なお二人が、無人島のプライベートビーチでお二人だけのお祝いをされました。 改めましておめでとうございます!
その時には、西表島の素材をたくさん使いました「アクアパッツァ」をご用意させていただき、お喜びいただきました。 (アサリだけは西表産ではありませんが・・・)
ミーバイ(魚の方言で「ハタ」)・テラザー(貝)・島タコ・トマト・バジル・かくし味で「ノコギリガサミ(カニ)」のだし汁等など。 素材はほぼ、私が釣ったり獲ったり育てたりしたものばかりですので、安心してお召し上がりいただけると思います。
各種ワインは、事前にご予約頂く形になります。 種類は、多くの用意はございませんが、ある程度のお好みはお聞きできると思いますので、是非皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
スパークリングワイン :辛口の白or甘口のロゼ ¥4,000~
白ワイン :辛口のみ ¥4,000~
赤ワイン :フルボディ ¥5,000~
メラマウビーチツアー初!!
先日石垣島に住む友人が遊びに来てくれた時の事です。 友人は昨年から度々遊びに来る計画をたてて連絡してくれるものの、私の都合が合わなくて、ようやっとの西表での再会でした。
ちょうど梅雨明け宣言の出る直前のその日、海は穏やかです。 やっとの再会ですので、西表島西側・網取崎山までかっ飛ばして行こうと、いつもの祖納港を出ると、少し先に何やら水しぶきが上がっています。
白波が立つほど海は時化ていませんし、おかしいなと思いながら近づいてみるとなんと、イルカでした!!
しかもかなり広い範囲に大群でいるようで、あちらこちらでの~んびり泳ぎながら、時より背びれと噴気孔を出して呼吸しています。
西表でイルカを見る機会は、以前の勤め先でよくありましたが、うちの船で、しかもこんな祖納港の近くで見ることは初めてでした。
船を近くまで寄せて走らせると、舳先辺りを一緒に泳いでくれて、時よりジャンプまで披露してくれます! 幸いにもうちの船は小さく船首が低い為、舳先を泳ぐイルカに手が届きそうなくらいで、本当に一緒に泳いでいるようでした。
大きさも結構大きく見え、うちの船と同じくらいに感じるイルカもいます!! 小さくかわいらしい目、大きく力強そうなヒレ、ジャンプ瞬間の噴気孔からの呼吸の泡等、色々観察できるほどでした。
結局イルカは我々が帰るまで、湾内でのんびりしていまして、「明日も明後日もここにいてね!」という願いを込めながら、イルカに見送られて祖納港に帰りました。 ようやく予定があった友人へのプレゼントだったのでしょうか? 友人達は大興奮で石垣行きの最終便に乗って帰りました。
友人:「こんな島近くでイルカなんて、西表島の海すごい!!」
國井:「ま、ま、まぁ当たり前さ~! なんてったってここは西表島だっからよ~~~!!」
友人達へ冷静を装いながらも、一番興奮していたのはもちろん私でしたね~!!!
タグ: 西表島, 西表島の生物海難訓練
皆様こんばんは、西表島の真下の熱帯低気圧が気になる國井です。
先日、第十一管区・石垣海上保安庁(部)」と、我々「竹富町ダイビング組合」での合同海難訓練が行われ参加してきました。
北よりの風が冷たくあいにくの空模様でしたが、参加者は多く、船上は人だらけ。 海難訓練ですから当然参加者はみんな「ウエットスーツ」での参加でしたが、参加者はみんなダイビングショップのスタッフですから、この道の仕事人。
スタッフってなぜか「黒のウエットスーツ」を使用する人が多いんです。というわけで、船の上もみんな真っ黒で、端から見たら変な集団み見えたかも・・・?
訓練は、海上での溺者の船への水面移動から船への引き上げ、海中でのダイビング中の行方不明者の捜索から水面への引き上げと船への水面移動等を、保安庁の潜水士の指導のもと行いました。
意識を失った人間の船への引き上げは、かなり体力を要しますが、女性スタッフも協力し合って船に引き上げる練習を行いました。 私ももっとトレーニングを行わなければと感じる場面でもありました。
途中、海上保安庁のヘリコプターも参加し、集団での漂流を想定し、ヘリが頭上に近づく「ダウンウォッシュ」も体験しました。
陸・海問わずですが、ヘリが近づいた真下では、台風並みの風が巻き起こります。
海上においては、“風圧+波しぶき”でマスクさえも飛ばされそうになります。 呼吸もままならぬ状況で、気分は台風リポーター?? 「こちら〇〇岬は~~~!!」 (しかしシュノーケルを装備していれば呼吸も楽に行えます。)
最後に、船上の事故者をヘリからロープで下りて、ヘリに引き上げるというデモンストレーションを見学しましたが、ヘリから船という、動いてる同士での一刻を争う状況での目にも止まらぬ速さでのプロの作業でした。
これには、海難訓練という中で適切な言葉ではないかもしれませんが、思わず「すげーかっこいい!」って思いました。 生まれ変わったら海上保安庁へまっしぐら!?!?
さて、海は楽しくとっても魅力的です。 私も大好きです。 しかし同時に、海は危険も持ち合わせます。 実際、八重山地方でも毎年海の事故はなくならず、毎年尊い命が失われています。
私は「海は恐ろしい」といつも思っています。 私自身が臆病なのもありますが、実際に怖い場面に多々遭遇してきました。 天気の急変による海の大時化、友達とはしゃぎ過ぎて溺れかけたこと、水泳の達人の親友が意識を失って、水中に沈んでいく姿には目を疑いましたが、全ての事が今でも強烈に脳裏に焼きついています。
海の仕事が13年目になる私。 まだまだ未熟者の私が偉そうな言い方をして恐縮ですが、海は脅威です。絶対に過信してはいけないと思います。人は、海や自然の前ではちっぽけだと思います。
ご覧の皆様の中にも、危険な経験をされたという方はいらっしゃると思います。 その時は怖かったでしょうが、とてもいい経験をされたとも捉えられるのではないでしょうか? まだそのような経験のないお子様などには是非その経験をお話し、海の楽しさとその反面も教えてあげてください。そうすれば事故は未然に防げると思います。
メラマウリゾートでは入水前の準備体操をお勧めします。 水の事故は、入水直後がとても多いようです。 一番緊張する瞬間で、“あせり”による海水の誤飲や、心筋梗塞等を引き起こす可能性もあります。 老いも若きも関係ありません。 また準備体操は足の痙攣防止にも役立ちます。
うちのツアーに限らず、海に遊びに行かれる皆様、事前に体を動かし、血行を良くしておくことはとても大切なことですので、どうぞ頭の片隅にとどめて置いていただければと思います。
ご家族・カップル・お友達等、貴重な人と貴重なお時間を割いての遊びやご旅行、やっぱり楽しく笑顔でいい思い出を残したいですよね! 私もそんな素敵な思い出のお手伝いをさせていただきたいです!
メラマウリゾートはこれからもより一層“安全に楽しく”、お越しの皆様を西表島の素晴らしい海にご案内させていただきたいと思います。
タグ: 西表島