Archive for the ‘メラマウリゾート日記’ Category
ナッちゃん・カッくんは今年も遊びまくってもはや夏休み!! ~奥西表貸切ボートチャーターシュノーケリング&釣りコース~
今年もナッちゃんとカッくんファミリーさんが遊びに来てくれました。
去年も最高の天気だったのですが、今年はまた去年以上の素晴らしい太陽!ナッちゃんとカッくんが呼んできてくれたんだよね~!
女子チームはソファでセレブに~!
早速釣りからスタートしました。
しかし海況が良すぎるのか、意外にも釣れません・・・。いや、去年が釣れすぎていたという声も・・・!
【去年の皆さんのブログはこちら。とにかく大物ばかりがバンバン釣れたんですよね~。http://www.mellemau.com/blog/archives/8082】
それでもカッくんに来ましたよ~!結構大きそうなしなりですよ!
やりました~! 今年も釣りたかったミーバイです!しかもナイスサイズですよ!
ママにもきました! ママも大きそうですが・・・・!
「おーーー!デカーイ」の声が船に響きます!フエフキダイですが、これは大きかったですね!!
「こっちも重いよ~~~!」のカッくんの声にサポートしてくれたとママとで釣れたのはキツネベラ。 色鮮やかなベラでこれもとっても重かったけどやりました!
「こない・・・!」 テンションも低くなってしまったいたナッちゃんの竿もかなりしなっていますよ!
おーーー!これもかなり大きなナガジューミーバイですよ! ナッちゃんスマイル戻りました!
家族みんなの為にあまり釣っていなかったパパにもきましたが、これはナッちゃん・カッくんに比べてしまうとかなり可愛いサイズ・・・。
それでも最後に大きなムルーを釣ってくれたパパ! 今年は少なかったですがこんな年もありますと切り替えてくれてありがとうございます!
さて釣りを終えて、みなさんのリクエスト「コバルトブルー」の海を求めて「奥西表網取」への移動の間も皆さんのテンションMax!!
太陽ガンガンのこの日でしたので、海の色も最高の網取コバルトブルー!みなさんのテンション上がりまくりです!
こんな南国気分の中、ナッちゃんには僕のリクエストもありたくさんのモデルさんをお願いしてしまいました。
【沖縄の風にふかれて】
【コバルトブルーにつつまれて】
【コバルトブルーとブルーシャンパン】
【THE・夏休み】 たくさんのリクエストにも快く笑顔で答えてくれてナッちゃんありがとうね!
透明度も高い網取でシュノーケリングも気持ちよすぎ!
今年は率先して素潜りもチャレンジしてくれたカッくん。 去年より全然潜れているよ!
ナッちゃんはマスク無しでこんなに奇麗に潜れます!
【水中でもはじける笑顔のマーメイド】
去年ビックリさせてくれたママは今年もマーメイド。本当に上手な素潜りで美しい!
そこに一緒に潜ってくれたカッくんと、二人で美しすぎる潜りを見せてくれました。
【イルカの親子さん】
家族みんなに負けじとパパもすごいんです!
潜ってるカッくんの下をなんとずいぶん深くまで長く潜っていましたね!
そして今年も家族みなさんで水中スナップをお願いしました。何度か行いましたが、最初はあれっ?カッくん逆方向だよ~~!
最終的にみなさん上手に潜ってくれました。 カッくん一番深く潜れているよ!!
ナッちゃんとカッくんといえば去年のジャンプ大会はすごかったのですが今年も健在!
ナッちゃんのはじけジャンプは写真集にもなりそう!
パパも一緒に3人でチャレンジですが・・・。
これは面白い! だってカッくんがナッちゃんを海にを引きずり込んで、パパもバックドロップのようです!!
十分に楽しんでランチタイムの前に、ナッちゃんカッちゃんは自分たちで釣ったお魚を自分たちでさばきます。
ウロコを落としに挑戦中のカッくん。 真剣ですね~!
ナッちゃんはなんと3枚おろしに挑戦ですよ~!
ナイススマイルだけど、お魚からも目を離さないでね!
自分たちの釣果を自分たちで調理して美味しく頂きます! お味はどうですか~?
パスタは、ナッちゃんのリクエストにお応えできなくてごめんなさいでしたが、カッくんの大好きなボロネーゼをたくさんお召し上がりいただきました。
食事の途中も遊びを忘れない二人。 「ここじゃ釣れないよ・・・。」という私の言葉よりも、まずは朝鮮のカッくんの素晴らしい気持ちが通じて、なんとかなり大型のミーバイが釣れているではありませんか!?
急いでシュノーケリングつけて海中に確認に行き、採ったど~~~!と聞こえてきそうなカッくん。 ホントやりましたね!
遊びに遊びまくりました。 去年は小浜島からの日帰りでのお越しだったので、定期船の時間に合わせて大急ぎでお戻りだったのですが、今年は西表島ニラカナイさんに宿泊してくっれましてのんびりでしたね~。 石垣島や小浜島や竹富島からも十分お越しになれますが、西表島に宿泊というのも時間を気にせず遊べていいですよね!
ナッちゃん・カッくん・パパ・ママ、今年も遊びに来てくれてありがとうございました。 昨年に続いての最高の晴れ! 釣りはちょっと残念でしたが、それでも美味しくお召し上がりの分は確保でしたし、なんといってもみなさんのシュノーケリングの上達っぷりがすごかったです!家族みなさんイルカの様にお上手でしたよ!
また来年もぜひ遊びにお越しくださいませ!! ナッちゃんモデルさんも本当にありがとうございました!
#西表島#貸切##一日一組#ボートチャター
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八重山でサンゴの白化現象はなぜ起きた? その3 ~今年の課題~
高い復活率で我々を安心させてくれたエリアのサンゴも、白化したサンゴが多かったのは事実です。
白化は人間でいうところの「病気」のようなことです。見た目は回復していても実は弱っているサンゴも多いはずなのです。
今現在で回復しているサンゴも、もしまた今年の夏に同じような異常な海水温上昇が起こり、白化に至ってしまったとしたら、次の復活はない可能性もあるのです。
ただサンゴの為に台風直撃を望んでいるわけではありません。
なぜかというと、昨年夏の白化でサンゴ自体が骨格的にも弱っているとしたら、台風直撃の高波等に耐えることができない可能性も考えられます。 「もろくなっている」可能性もあるという事です。
以上の事から、今年の夏は慎重です。 今年の夏時期は異常な海水温上昇を避けなければならず、その方法としての台風はあまり大きな被害をもたらすような直撃台風ではよくないということです。
あともう一つ、我々人間にとってもです。
普段から過酷なお仕事や難しい勉強をがんばっているみなさんは、貴重なお休みに旅行を計画し、癒しや非日常を求めて八重山の美しい海にお越しになるわけで、台風によって旅行が中止になったら残念で仕方ないはずです。
また現地の我々は皆さんを仕事としてご案内することで生活できるわけで、台風直撃で仕事ができなくなるのも困るわけです。
都合のいい話と思いながら言わせてもらいますと・・・・・・
【適度な勢力の台風が、適度な数だけ、適度なコース(かする程度)を通過し、程度に海水温を下げてくれる】
もちろんこれは八重山に限ったことではなく、サンゴの生息する地球上の海にそうであってほしいと願います。
自然界に無くてはならないサンゴ礁の為にも、地球で生きていく我々人間の為にも。
美しい海が末永くいつまでもあり続けることを願います。
(※サンゴの白化については様々な意見や考え方があり、今回の記述はあくまで私個人的な見解ですのでご了承くださいませ。)
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八重山でサンゴの白化現象はなぜ起きた? その2 ~もう一つの原因~
~~もう一つの原因~~
台風の進路だけではなく、ニュースで取り上げられた原因「地球温暖化による海水温度上昇」もその原因の一つと言えると思うのです。
地球温暖化により海水温度も昔に比べて上がっています。平均的に昔の方が海水温度が低いわけですから、もし昔に今年と同じように台風の直撃が無く、海水温度が上がってしまった年があったとしても、白化につながる異常な温度までは上がらなかったことも考えられます。
また、昨年はエルニーニョ現象も起こった年でした。
エルニーニョ現象と地球温暖化は関係もあるようで、台風第1号の発生が遅かったことはこのエルニーニョ現象の影響とも考えられています。
もし6月辺りにでも台風が発生し、一度くらいは八重山に直撃でもしいていれば、夏を迎える前に海水温度は下がっていたでしょうから、7・8月に直撃がなかったとしても異常な高温を避けられたかもしれなかったからです。(ただ6月の台風の進路が八重山を通りやすいかというと、そのような確たるデータも無いので、この話は「たられば」ではありますが。)
地球温暖化は紛れもなく「人的原因」ですから、言い換えれば我々人間がサンゴを白化させてしまったとも考えられるのです。
原因は他にもあるかもしれないのですが、いづれにしても昨年のサンゴ礁白化は、近年稀にみる大白化となってしまいました。
西表島と石垣島の間には日本最大のサンゴ礁域である「石西礁湖」が広がり、西表島も東側の一部は石西礁湖に含まれます。
この「石西礁湖」は最近ニュースでもよく取り上げられるのですが、なんと90%程のサンゴが白化し、そのうちの70%が復活できずに死滅に至ったという報告もあります。
当然西表島のサンゴも同じようなダメージを受けたと思われる方が多いと思います。
まずもってニュースや新聞でも「石垣島と西表島の間にある石西礁湖」と聞けば、西表島全体が石西礁湖に含まれると思われてしまっても仕方ありませんが、実はそうでもないのです。
上記の様に西表島の東側一部は石西礁湖に含まれるのですが、西表島の「北側から西側」は石西礁湖に含まれないのです。
そしてこの北側から西側の海が凄いのです。「復活力」が凄いのです。
正直、北側も西側も白化率は高く、ポイントによっては90%近く白化し、そのまま死滅に至ってしまった海域も一部あるのですが、復活した海域の方が圧倒的に多かったのがこの冬の調査でわかりました。
とりわけ、西側の最南西部「崎山」では復活率70%以上と、驚くほどの復活を見せてくれました。
復活の要因は多々あると思うのですが、復活率の高いエリアに共通していえるのが「透明度の高さ・外洋に面したアウターリーフ・潮流・人的要因の無さ」であると考えています。
西表島の西側は広大な外洋・東シナ海に面します。島のリーフから沖へ向かえば果てしなく広がる海で水の汚れる原因はありません。
北側の鳩間島との間には浅深複雑な地形、西側のリアス式地形は潮流を生む要因でもあり、潮流は常に新鮮な水をもたらします。
更に崎山近辺は人も住まない手つかずで、生活排水が流れ出ること等一切ない自然そのままの海です。
このような条件が整った場所だからこそ、高い復活率を見せてくれたのだと考えています。
ただ復活率が高かったことで万事OKだったという訳でもありません。
その3へ続く
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