チエゾウの西表物語
チエゾウは昔懐かしい顔。といっても紫式部に似ているとかではなく、じーさんの昔の部下なので懐かしい顔。 9年ぶりに西表に上陸したチエゾウは3児の母親になっていて毎日ハッスルハッスルのようである。 そんなチエゾウが家族とご両親を連れて西表島に遊びに来るというので、リゾートプライベートツアーを開催したのである。
ソラは長男。釣りでは神が舞い降りたかのような釣りっぷりを発揮し、周りを驚かせる。
世界の松方さんもビックリするような体使いでバンバン釣るので、将来はじーさんの所に修行に来ること間違いなし。
セナは長女。釣りではお兄ちゃん程の大物ではないながらも優しいパパとちゃんと釣り上げる。
しかし海ではおばあちゃんっ子でビーチではおばあちゃんのお腹に乗ってまるでラッコの親子のようである。
ウタは次男。 いつもニコニコお歌を歌いながら、末っ子だからこそなのか肝っ玉の座った2歳である。 おにいちゃんも少し怖かった足のつかない海で、連れて行かれるままに海を楽しむ。
パパはとっても優しいナイスガイで、チエゾウはとってもいい人と結婚したものだとじーさんは感動したのである。
チエゾウの今回の西表島上陸は、9年ぶりに遊びに来たかったのももちろんだけど、両親の退職をお祝いしようという意図もあったので、優雅な船上ランチの後にはみんなで「お仕事お疲れさまでした!」をし、ご両親がカットしたケーキをみんなでいただきました。
チエゾウもなかなかの孝行娘に育ったものだと、じーさんはまたまた感動したのである。
そんなご両親のリクエストもあり、潮の満ちてきた夕方はマングローブクルーズに。 海の青の後はジャングルの緑を楽しみ、今日のメインイベントの「滝修行」はみんなで大はしゃぎ!
思った以上の水量でさすがのウタも固まった表情で可愛かったこと!
懐かしく楽しい時間はあっという間に終わってしまったが、台風の心配もあったこの日程は、結局かなりの太陽に恵まれたことは、チエゾウと家族みんなの日ごろの行いがよかったのだろうということで、ホントに安心したのであった。
ちなみにチエゾウと仕事をしていた頃の私は、「怖かった」と言う理由で他のスタッフからもかなり嫌がられていたはずだが、そんな私を「けんじーさん」と呼ぶのは唯一チエゾウのみであった。 そして今も変わらずじーさん扱いするチエゾウだが、私にとっては憎めぬ可愛い後輩である。
チエゾウ、またいつでも家族みんなで懐かしの西表島に上陸することを、じーさんは本当のじーさんになっても待っているぞ!!
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タグ: リゾート, 西表島リゾートツアー, 釣り