テッポウユリ
この季節に西表島でたくさんみることのできる「テッポウユリ」。緑一色の原っぱにポツポツと咲く「白色」はとても印象的です。
南国沖縄の花といいますと、原色系の色を想像されると思います。
代表的なハイビスカスは、毒々しい程の派手さと一つ一つ大きな花びらで、これに比べると白色一色で花びらも一回り小さいテッポウユリはとても控えめに感じます。
しかし、海岸沿いのビーチや岩場にも自生できるテッポウユリを見ると、その“白色の清らかさ”とは裏腹に、潮風にも負けないたくましさも感じずにはいられません。
このテッポウユリ、5月頃までは目にすることができます。