海中の世界のお話
私は一応、スキューバダイビングのインストラクターにあたります。 １２年前、西表に移り住み就職した先は、西表島ではもちろん日本でもとても有名なダイビングショップでした。 そこに就職できたおかげで今の自分がありますので、改めて感謝の気持ちです。
現在、メマラウビーチツアーは殆どのお客様がシュノーケリングのお客様ですが、ダイバーの方もいらっしゃいます。 ダイバーのお客様のほとんどの方は、私のダイビングショップ務め時代からのお客様で、本当にありがたいことです。
ダイバーのお客様がいらっしゃると私は“海のガイド”として一緒に海に潜り、そのポイントで見れる魚や生物を見たり説明（水中で書けるスレートというのがあるんです！）したりし、安全に船まで戻ってくるという役目をします。 ダイビングをされたことのないお客様には不思議な世界かもしれませんね。
“海のガイド”なんてカッコイイ言い方をしてしまいましたが、私は海の魚や生物の生態を知り尽くしているわけではありません。 物覚えの悪い私・・・正直魚の名前は苦手な方です・・・・・。
言い訳ではありませんが魚って本当にたくさんいるんです！ それはダイバーの方に限らず、シュノーケリングをしたことのある方であればご理解いただけると思います。 色や形や大きさ、幼魚や成魚、水深によっても見れる魚は全く違ってきますから、海の世界はまさに「底知れぬ」だと思います。
さて、そんなダイビングの楽しみ方はそれぞれです。 デジタルカメラの性能が増してきた現在では、水中に持ち込めるデジタルカメラも多く、魚や海の風景を写真に撮りおさめることも楽しさの一つです。
魚にはあまり興味の無い方もいらっしゃいます。 そんな方の楽しみはきっと“水中での浮遊感”等ではないでしょうか？ 私もこの浮遊感は大好きです。無重力状態で気持ちよく、かなりの「非日常」です。
このようなダイビングですが、ライセンスを持っていない方でも「体験ダイビング」という形でダイビングを行うことは可能です。（体に水圧がかかるので、難しい方もいらっしゃいますが・・・。）
体験ダイビングは潜れる水深に限りがありますが、浅い海中でも十分過ぎる程に海を楽しむことができます。シュノーケリング以上に魚に接近して観察したり、浅い水深でも浮遊感は得られます。
考え方によっては「シュノーケリングで十分な西表島の海」でもありますが、まだ未体験の方には是非ダイビングの世界も味わって頂きたいと思います。
なお前半の写真はシュノーケリングでも見ることのできる私が撮った写真です。すごく浅い場所の魚なので、簡単に見ることができます。 後半の写真は、私のインストラクター人生で一番最初に講習をさせて頂きましたお二人と、６月にダイビングした時の写真をお借りしました。 二人共プロ急ですよ～！！
