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メラマウ通信

二組の幸せ


台風8号の風もようやくおさまってきました。 島もいつもの「夏の西表島」の活気が戻ったように思います。 さらば台風8号、そしてさらばカップラーメン生活。 今日は久々に刺身を食べました。やはり美味しい!!
さて先日の事です。 その日のお客様は新婚のお二人。石垣島で式を挙げられて、そのまま新婚旅行が西表島というまさに新婚ホヤホヤ! 改めましておめでとうございます! そしてそんな大切なご旅行の1ページに、メラマウリゾートをお選びいただきまして本当にありがとうございます。
シュノーケリングがほぼ初めてな奥様とバリバリダイバーで素潜りも達者な旦那様だったのですが、新婚旅行にふさわしい最高に綺麗で穏やかな空と海で、私もホッと一安心だったのですが、シュノーケリングでは大興奮でした!

何とかカメをお見せしたく必死で探していますと、目の前をの~んびり泳ぐカメに遭遇!! お二人とも興奮気味でその優雅な泳ぎに見とれていました。 やったー!と思っていると、何か少し先に白っぽい大きな動きを感じました。 「サメでありませんように!」と祈りながら、ちょーードキドキしながら近づくと、私は思わず「うおぉーーー!」と叫びました!!
それは「「マダラトビエイ」というエイでした。しかもかなり浅いところを2匹一緒に泳いでいるのです。 体調は1メートル程でしょうか。しかし尻尾が長く、全長は2メートルも超えそうです。

大きなエイといいますと「マンタ」を想像される方は多いと思います。マンタはとっても優雅で是非遭遇してみたいですよね。 このマンタは「根付く」エイで、ダイビング等では「マンタポイント」というのも存在し、ポイントによっては高確率で遭遇できます。 つまり、マンタは見に行くことができるエイです。(シュノーケリングでは少々難しいのですが・・・)
これはただの私の持論ですが、マダラトビエイは、かなり広範囲で生活しているのではないかと思っています。 実際ダイビングをしていた頃は、やはり偶然でしか遭遇できなかったように覚えています。 しかも海中でダイビング最中に出会えたとしても、ダイバーを見るとすぐにその場を去ってしまうのが私のマダラトビエイの印象でした。
しかし今回のは違います!見ているのは私達3人だけで、水面に浮いているだけだからなのでしょうか、全然逃げようともしません。 その二匹はまるでダンスしているかのように優雅に楽しそうに私達にその姿を見せ続けてくれました。
私は、もし“好きな海の生き物ランキング”を作れば、マダラトビエイはトップスリーには入れたい程好きな生き物ですので、本当にラッキーなシュノーケリングでした。
きっともう一度あのポイントに行ってもその姿は見れないでしょうが、それが海の魅力なのかもしれません。
思えば、きっとあの二匹も新婚さんだったのかもしれませんね。なんだかとっても幸せな気持ちにさせてもらいました。
そんな幸せな気持ちのまま終わりたかったのですが、この素晴らしい写真は、旦那様からお借りしました。 そう、あんな大事な時に限ってデジカメを持参していなかった私なのでした・・・。 悔し過ぎる・・・、そして情けない~!!
鈴木さん、どうぞ末永くお幸せに!!

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